「何から話せばいいのか分からない」「このくらいで相談していいのかな」。そんな段階でも、どうぞお声がけください。最初から、サービスの名前を知っている必要はありません。
まずは、一日の中で気になっていることから。
食事の準備が大変になってきた。外に出たいけれど、一人では不安。家族が出かける間のことが気になる。制度の言葉に置き換えず、今の暮らしの中で感じていることをお話しください。
- どんな場面で困っているか
- いつごろ、どのくらいの支援を希望しているか
- お住まいの地域
- 利用中のサービスや担当の相談員がいるか
分かる範囲で大丈夫です。全部そろっていなくても、ご相談いただけます。
頼めることは、一緒に確認します。
同じ「手伝ってほしいこと」でも、利用する制度や支援計画、ご本人の状況によって対応できる内容が異なります。ここで一律に「できます」と約束するのではなく、お話を伺い、必要に応じてケアマネジャーや相談支援専門員とも確認していきます。
自費という選択肢も、まずは内容と費用の確認から。
制度内では難しいご希望について、自費サービスでご相談いただける場合もあります。ご希望の内容・時間・費用を確認してから、利用するかどうかを考えていただけます。詳しくは費用のご案内をご覧ください。
ご家族自身のことも、話してください。
「自分の時間が取れない」「少し休みたい」。そうしたお気持ちも、相談のきっかけになります。ご本人の暮らしと、ご家族の毎日。その両方を伺いながら、どんな支援が考えられるかを一緒に整理します。
初めて迎える日、準備しすぎなくて大丈夫。
入ってほしくない部屋、触れてほしくない物、普段の呼び方。小さなことも、先に教えてください。訪問はご本人の暮らしにお邪魔する時間です。支援に必要な範囲と、ご本人が安心できる距離感を確認していきます。
「まだ頑張れる」うちに、相談していい。
仕事の合間に買い物へ走る。夜も気になって休めない。ご家族が引き受けていることを、ひとつずつ言葉にしてみませんか。「自分が休む時間もほしい」は、わがままではありません。
相談するときの、小さなメモ
- いちばん大変なのは、何曜日の何時ごろ?
- 自分が代わっていることは、どんなこと?
- 少し任せられたら、どんな時間を取り戻したい?
このメモを誰かに見せるだけでも、相談の入口になります。
家族が休むための支えも、一つに決めない。
訪問だけで足りないときは、担当ケアマネジャーや相談支援専門員に、ほかの支援も含めて相談しましょう。自費の利用も選択肢の一つですが、まず制度で使える支援や地域の相談先と合わせて整理します。
離れている間の様子も、知りたい。
けんしんでは、カイポケに支援を記録しています。記録の開示はいつでもご相談いただけます。また、ご用意いただいたノートを、ご家族や他事業所との連絡に使うこともあります。
「食事の様子を知りたい」「気になった変化を伝えたい」。どんなことを共有するか、ご本人の意向も大切にしながら、連絡方法を相談しましょう。担当ヘルパーに話しにくいことは、管理者やサービス提供責任者にお聞かせください。

